「ルールが難しそう…」と思っていませんか?
安心してください。ピックルボールの基本ルールは、10分あれば全部覚えられます。むしろ、最初に知るべきルールはたった5つだけです。
この記事を読んだら、今日にでもコートに立てます。
まず覚えること:ピックルボールの目的 シンプルです。相手コートにボールを打ち返せなくさせたら得点。11点先取(2点差が必要)で1ゲーム勝利です。
ダブルス(4人)が基本ですが、シングルス(2人)でもプレーできます。
コートの基本を30秒で理解する |←————— 6.1m —————→|
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| 左サービス | 右サービス | |
| ボックス | ボックス | 6.4m
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|←— 2.1m —→| | ↓
| キッチン | キッチン |
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ネット(中央86cm)
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| キッチン | キッチン |
|←— 2.1m —→| |
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| 左サービス | 右サービス |
| ボックス | ボックス |
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覚えるのは3つのエリアだけです:
サービスボックス:サーブが落ちなければいけないエリア(斜め対角) キッチン(NVZ):ネット両側2.1m以内の特別ゾーン(後述) ベースライン:コートの一番後ろの線。サーブはここより後ろから打つ
ルール① スコアリング — 「0・0・2」から始まる ピックルボールのスコアの読み方は少し独特です。3つの数字で呼びます。
「サーブ側の点数」 − 「レシーブ側の点数」 − 「サーバー番号」
ゲームは必ず「0・0・2」からスタートします。
「2」って何? ダブルスでは1チームに2人のサーバーがいます。「1番目のサーバー」か「2番目のサーバー」かを示しています。最初だけ「2」からスタートするのは、最初のチームが連続してサーブし続けるのを防ぐためのルールです。
大切なポイント:サーブ権を持っているチームだけが得点できます。
レシーブ側がラリーに勝っても点は入らず、サーブ権が移るだけです。
具体的な流れ:
Aチームがサーブ → ラリー → Aチームが勝つ → Aチームに1点、スコアが進む Aチームがサーブ → ラリー → Bチームが勝つ → Aチームの2番目のサーバーへ 2番目もサービスを失う → Bチームにサーブ権が移る(サイドアウト)
これを繰り返して11点先取(2点差)を目指します。
ルール② サーブ — 4つの決まり サーブには守るべきルールが4つあります。
① アンダーハンドで打つ パドルを振り上げる動作はNG。ボールを打つ瞬間、パドルヘッドは手首より低い位置になければなりません。テニスのような強力なオーバーヘッドサーブは使えません。
② 腰より下で打つ ボールを打つ接触点は、へその高さ(腰)より低くなければなりません。
③ ベースラインの後ろから打つ コートの一番後ろの線(ベースライン)の外側、つまりコートの外に両足を置いた状態でサーブします。
④ 斜め対角のサービスボックスに入れる サーブは相手コートの「斜め対角」のサービスボックスに入らなければなりません。キッチン(NVZ)内に入った場合もフォルト(失敗)です。
💡 1回のサーブでフォルトになったらサーブ権を失います(テニスと違い、2回打てるダブルフォルトはありません)。
ルール③ ツーバウンスルール(ダブルバウンスルール) これがピックルボール独自の、そして最初に驚くルールです。
サーブの後、最初の2打は必ずバウンドさせてから打たなければなりません。
具体的には:
サーバーがサーブを打つ レシーバーは必ずバウンドさせてから返球(ノーバウンドでのボレーはNG) サーバー側も、その返球を必ずバウンドさせてから打つ(ノーバウンドでのボレーはNG) 3打目以降は自由——ボレーもOK
なぜこのルールがあるのか? サーブ直後に一気に前に詰めてボレーで決める展開を防ぐためです。これにより、試合の序盤から駆け引きが生まれます。
ルール④ キッチン(ノーボレーゾーン) 「キッチン」はピックルボール最大のポイントです。必ず覚えてください。
ネット両側の2.1m(7フィート)以内のエリアが「キッチン」、正式には「ノーボレーゾーン(NVZ)」と呼ばれます。
このエリアには2つのルールがあります。
キッチンルール①:キッチン内でボレーしてはいけない キッチンの中にいる状態で、バウンドしていないボールを打つことはできません。キッチンの外に出てから打つか、バウンドしてから打つ必要があります。
キッチンルール②:ボレーの勢いでキッチンに入ってもいけない これが盲点になりやすいポイントです。キッチンの外でボレーを打っても、その打った勢いでキッチン内に足を踏み入れてしまったらフォルトになります。
💡 よくある間違い: キッチン内に入っていること自体はOKです。ただし、キッチン内にいる間はボレー(バウンドなしで打つ)だけがNGです。ボールがバウンドしてから打つなら問題ありません。
なぜキッチンルールがあるの? ネット際でボレーを連打する「スマッシュで終わり」という展開を防ぐためです。このルールがあるから、ネット際での「ディンク合戦」が生まれ、ピックルボール独自の戦略的な面白さが出ています。
ルール⑤ フォルト — これをやったら相手の得点 以下のことをすると「フォルト」になり、サーブ権が移る(もしくは相手に得点が入る)ことになります。
フォルトの種類 内容 サーブがキッチンに入る サービスボックスの手前で止まってしまった場合 サーブがサービスボックス外に入る サイドライン外、センターライン外など ボールがネットを越えない ネットにかかった場合 ボールがアウトになる コート外に出た場合(ライン上はイン) キッチン内でボレーする 上記参照 ツーバウンスルール違反 3打目より前にボレーした場合 ボールが体・服・パドル以外に当たる 例:ボールが帽子に当たったなど ノーバウンドで2回バウンドしたボールを打つ ボールが2回バウンドした後はアウト
5分でわかるまとめ:この5つだけ! 迷ったらこの5つに戻ってください。
① 11点先取(2点差)で勝ち。得点はサーブ側のみ。
② サーブはアンダーハンド、腰より下、ベースライン外から、斜め対角へ。
③ 最初の2打は必ずバウンドさせてから打つ(ツーバウンスルール)。
④ キッチン(ネット両側2.1m)内ではボレー禁止。
⑤ ボールがコート外に出たらアウト。ライン上はイン。
よくある質問 Q. ボールがネットの上を通ってキッチンに入ったら? サーブ以外のショットでキッチンに入った場合は問題ありません。相手がキッチン内でバウンドしたボールをキッチン内から打つのはOKです。
Q. サーブのときにボールをトスして打っていい? はい。ボールをトスして、落ちてくるところを打つ方法(ドロップサーブ)は認められています。手でボールを弾いたりスピンをかけてトスするのはNGです。
Q. ライン上に落ちたらイン?アウト? ラインに触れていればイン(有効)です。ただし、サーブがキッチンのライン上(NVZライン)に落ちた場合はアウト(フォルト)です。
Q. ダブルスでサーバーはどちらが打つ? スコアが偶数のとき:右サービスボックスからサーブ。偶数のとき:右側に立つ。奇数のとき:左側に立ってサーブします。これを守ることで、サーバーが間違ったポジションに立つ「ポジショナルフォルト」を防げます。
ルールを覚えたら、次はコートへ! 読んでいただいただけでは、なかなか体に入らないのがルールというものです。
でも大丈夫。ピックルボールは**「やりながら覚える」スポーツ**です。最初はキッチンルールを忘れても、ツーバウンスを忘れても、一緒にプレーする仲間が教えてくれます。
まずはコートに立ってみましょう。10分プレーすれば、今日読んだルールが体に刻まれます。
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